こんにちは!管理人のKoalaです。
Amazonプライムで独占配信中のドラマ「ザ・ボーイズ」シーズン5第5話、ご覧になりましたか?
初代コンパウンドVであるV1の行方を探すという大きな方向性はそのままながら、繊細な人間模様が浮き上がってくる回でした!
早速あらすじから追っていきたいと思います!
※あらすじにはネタバレを含みます。本編ご視聴後にお読みになることをお勧めします。
「ザ・ボーイズ」シーズン5第5話のあらすじ解説!
第5話は趣向を変えて登場人物それぞれの視点から描かれていました!
今回はそれぞれの視点からのエピソードを詳しめに追っていきます!
ヴォートタワーの会議室
ホームランダーが預言者として導くアメリカ民主主義教会。プロモーションキャンペーンによって認知度が平均22%を上まったと会議で報告するファイアクラッカー。
自分の神格化を世に知らしめるべきであるというホームランダーに、オー・ファーザーが復活祭の降臨を提案する。
しかしファイアクラッカーは新たなバイブルとして「ホームランダー聖書」を準備しており、復活祭には間に合わないと告げる。
シスター・セージも急激な宗教観の変化は市民の暴動を引き起こすリスクがあると言うが、ホームランダーは海外派遣のヒーローを呼び戻して自国を守らせればいいという見解。
誰もホームランダーに反対しない。
ファイアクラッカーの視点
ファイアクラッカーは自身の故郷であるフロリダ州デイトナを秘密裏に訪れている。
ホーリー・バプテスト教会の牧師グレッグ・デュプリーと向かいあうファイアクラッカー。彼女に洗礼を授けた恩のある牧師だ。
グレッグ牧師は、アメリカ民主主義教会に信徒が流れていき、プレイング・マンティスという能力者がマリア像を溶かすなど、教会の存続に危機が訪れているという。
ファイアクラッカーだけが頼りだといい、ホームランダーを恐れる彼女に信仰を思い出させようとするグレッグ牧師。
ソルジャー・ボーイとの情事の後、ベッドにいるファイアクラッカー。
自分を育ててくれたともいえる牧師に圧力がかかっていることを告げ、ホームランダーをどのように位置づけるか悩んでいると相談する。
ホームランダーの父であるソルジャー・ボーイは、仮に神がこの世にいるとしても自分の子のはずはないといい、LAへ出発する。
ホームランダーの部屋を訪ねたファイアクラッカーは、そこにいるオー・ファーザーを見つける。
オー・ファーザーからホームランダーがLAに向かったと告げられたファイアクラッカー。
重ねて、聖書は復活祭までには仕上がる予定であることを聞いたといい、なぜファイアクラッカーがわざわざ遅らせたのかと問う。
困ったことがあれば話を聞くというオー・ファーザーだが、二人の間には不穏な空気が流れている。
ファイアクラッカーの元に、彼女の故郷デイトナでプレイング・マンティスが教会を襲撃したという知らせが来る。
ホーリー・バプテスト教会も襲撃の対象となったようだ。
ヴォート社上層部から、ファイアクラッカーの番組でこの件を報道するよう要請され、応じるファイアクラッカー。
葛藤しながらも感情を押し殺し、「その教会がスターライターの温床と化しており、私の牧師だったグレッグ・デュプリーは反逆的な思想に毒されていた」とテロップを読み上げた。
涙を流しながら「ホームランダーの加護が必要です」とカメラに向かって訴えるファイアクラッカー。
ブラック・ノワールの視点
コスチュームを脱いだ素顔のブラック・ノワール、本名ジャスティンは舞台上で演技のディスカッションをしている。
休憩中に演出家アダム・バークと話すジャスティン。アダムはヴォート社の「セブンの夜明け」を撮影したが、その後Aトレインの映画がお蔵入りになったと同時に干されている。
本業での同僚、つまりディープに手柄を奪われた葛藤を相談するジャスティンにやられたらやり返せと助言をするアダム。
オー・ファーザーがディープとブラックノワールのポッドキャスト「マンハンドルド」にゲスト出演するようで打ち合わせをしている。
オー・ファーザーに教会運営や復活祭のイベントに関して提案をするディープ。
しかしブラック・ノワールは「こいつのいうことに耳を貸すな」といい、「復活祭では自分がホームランダーの祈りで話せるようになり、空を飛ぶのはどうだ」と持ちかけた。「信仰による治癒は使える」というオー・ファーザー。ディープは面白くない。
劇場に入っていくブラック・ノワールを尾行するディープ。
ブラックノワール/ジャスティンは演出家アダムに、助言に対する感謝を述べていた。
アダムは本業をやめて一緒にブロードウェイに行こうといい、希望をもつブラック・ノワール。しかしその直後にアダムはトイレでウナギに襲われて息絶えてしまった。ウナギはディープが遣わしたものだ。
ディープにアダム殺害を糾弾するブラック・ノワール。それに対して「お前は俺のいうことに従え。さもなければホームランダーに演劇のことをバラす」と脅迫するディープ。
テラーの視点
キミコとスターライトがブッチャーの愛犬、テラーのもとにやってくる。
テラーの大切なホームランダーの人形を洗うと持ち去るスターライト。テラーは人形を探しにいく。
ザ・ボーイズの隠れ家ではブッチャーとMMが話している。
ボムサイトの情報がつかめていないMM。レジェンドならわかるのではと提案するブッチャーだが、レジェンドは行方不明らしい。
MMが落としたチョコレートに向かっていくテラー。チョコレートはダメだとブッチャーがテラーを抱き上げる。
落としたチョコレートを食べるMMに驚くブッチャー。強迫神経症だったかつてのMMからは考えられない行為だ。
何があったのかと聞くブッチャーに、生き延びなければというストレスから解放されて楽になったというMM。そしてスーパーヒーローを追うことを続ける理由ももうないという。別れた妻と娘のためだというブッチャーに、「会えるかもしれないという望みを持ってしまうことがつらい」という。
テラーはキッチンにいるフレンチーのところに行く。フレンチーはキミコのために料理をしている。テラーに向かって一人語りをするフレンチー。オーブンのタイマーが鳴って中を見たフレンチーは、ケーキの焼き上がりが気に入らず、ゴミ箱に捨てる。それは犬には毒になるチョコレートケーキだった。
V1について口論するブッチャーとヒューイ。「V1を見つけたとしてもワクチンは作らず、ホームランダーが入手する前に燃やすだけだ」というブッチャー。神を自称するホームランダーが永遠の命を得れば、神の如く大勢の命を奪うだろうという。その責任を負えるのかとヒューイに問うブッチャー。ヒューイはホームランダーを殺すのは最優先だが、アニーやキミコを救う可能性にかけたいという。もしも妻のベッカだったら?とブッチャーに尋ねるヒューイに、俺はベッカを死なせたというブッチャー。
フレンチーが捨てたゴミ箱の中のチョコレートケーキを食べているテラー。それを見つけたブッチャーは、チョコレートは犬には毒になると焦る。過酸化水素をテラーの口に注ぐザ・ボーイズ。テラーは無事にチョコレートケーキを吐き出した。
テラーの危機を経て、大切な存在について思いを巡らせた様子のブッチャー。V1を見つけてもし状況が許せば、アニーとキミコに使っていいとヒューイに告げる。そしてテラーにお気に入りの人形を渡し、「もうあんな思いはさせないでくれよ」と優しく頭を撫でる。
シスター・セージの視点
シスター・セージの部屋に呼び出される副大統領アシュリー。セージの命でウクライナに大統領の決定としてウクライナに派遣しているヒーローの帰国を指示する。
アシュリーの後頭部にある別人格にホームランダーの行動を尋ねるセージに「不死になろうとしてV1を探している」と答えるアシュリーの後頭部。シスター・セージは「ソルジャー・ボーイは油断がならないから彼の考えを読んで」と頼む。アシュリーの別人格が知っている情報を知らず、混乱する本体のアシュリー。
セージの計画は、まずホームランダーが国を掌握するのが第一章。第二章はウィルスを拡散させた後の世界の終わりだという。それが人間の仕業だと知れば能力者たちは人間を虐殺し、能力者もウィルスで死ぬ世界。それをコロラドの地下壕で眺めて楽しみたいのだというセージ。その計画を助けてくれたらアシュリーも地下壕に誘うという。
ソルジャー・ボーイの視点
スタン・エドガーがV1の在処を明かさないというホームランダーに、自分がエドガーに話すというソルジャー・ボーイ。ホームランダーは「自分を核物質の部屋に閉じ込めてV1入手を阻んだソルジャー・ボーイを信用することはできない」という。自分を殺そうと思えば殺せたのにそれをしなかったホームランダーに借りがあるというソルジャー・ボーイとホームランダーは二人でエドガーの独房へ行く。
スタン・エドガーは落ちぶれても尊厳を失わない。ホームランダーに「自分を生かしておくのは父親代わりの存在を切望しているからだ」と言い切るエドガー。
窮地にあっても強がるエドガーに、エドガーの孫娘ゾーイが父親と共にアリゾナ州テンピにいることを突き止めたというソルジャー・ボーイ。弱みを握られたエドガーに改めてV1のありかを聞くホームランダー。「どこにあるかは知らないが、LAのミスター・マラソンが手がかりになる」と明かすエドガー。
ミスター・マラソンはAトレインにその座を奪われるまでは世界最速のスーパーヒーローとしてセブンに属していた。V1はどこかと聞くホームランダーに「ボムサイトが持っている。電話をすればすぐ来る」というミスター・マラソン。
別室で映画業界のクリエイターらしき男たちがポーカーをしている。一人苛々しながらボムサイトを待つホームランダーだが、しびれを切らして出て行こうとする。そこへ立ちはだかる男たちの一人がホームランダーに息を吐きかけると、ホームランダーは倒れてしまう。
警戒するソルジャー・ボーイにミスター・マラソンは「ホームランダーに人生を壊された」といい、「ホームランダーを殺す手助けをしてほしい」と頼む。しかし、ソルジャー・ボーイは「こいつは無性愛の変人だが、俺の無性愛の変人だ」と言い、ミスター・マラソンを捕える。ボムサイトがV1を持っているのは確かだという情報を得た後、ミスター・マラソンの息の根を止めるホームランダー。二人の間に少し父と子としての情が漂う。
ファイアクラッカーの部屋
大切に持っていたイエスキリストのフィギュアをゴミ箱に捨てたファイアクラッカー。そこで待っていたのはホームランダーだった。「イエスと自分の間で揺れ動いているのか?」と尋ねるホームランダーに「あなたが唯一の救世主です」と答えるファイアクラッカー。ホームランダーに全てを捧げてきたと訴える彼女の頭を撫でたホームランダーは、やがてその頭を部屋にあった彫刻に突き刺した。
「ザ・ボーイズ」シーズン5第5話の感想!浮かび上がる登場人物の心の機微と繊細な人間模様。
今回はこれまでにも増して登場人物の心の機微が浮かび上がってくる回でした!
まずはファイアクラッカー。最初の頃はとても表面的な印象しか持っていなかったのですが、信仰や恩という、人間にとってとても大切な、いわば心の核とも言える部分を自分で踏みにじってしまった時の彼女の表情は、鬼気迫るものがありました。
ホームランダーに全てを捧げてきたと最後に訴えるファイアクラッカーですが、何が彼女をそこまでさせてしまったのでしょうか・・・
次にブラック・ノワールです。演技の勉強をしてきたし、空も飛べるから自分の能力を活かしたいと折に触れて訴え続けてきた彼。そのブラック・ノワールが与えられた役割を黙ってやることだけを求められている姿は、これまで滑稽みを持って描かれてきましたが、今回は悲哀を感じました。
ブッチャーの愛犬、テラーの視点からは、冷酷になりきれないブッチャーの優しさが垣間見えて、ここがホームランダーとの大きな対比となっていました。フレンチーとキミコの微妙な関係性もやきもきさせられます。またMMは強迫神経症を克服したのはよかったのですが、ザ・ボーイズとしてスーパーヒーローたちに立ち向かう意義を失ったようでした。元妻と娘のためにというブッチャーに対して、一縷の望みを持ってしまうことがより辛いといったMMが悲痛でした。
シスター・セージの視点ではアシュリーがコメディ担当のようになっていましたね。今回つらいエピソードが多かったので、アシュリーのおかげで少し和みました!この人も、シリーズ1あたりでは企業の言いなりになりながらそのことに不満を持っている、どちらかというとよくあるタイプのキャラクターだったのですが、広報担当から副社長、そして自身でコンパウンドVを投与して副大統領へと、野心と能力の変化が面白いキャラクターです。それにしてもシスター・セージの虚無感に満ちた計画に、ホームランダーとはまた違う狂気を感じました。
ソルジャー・ボーイは自分のことしか考えていないような言動が目立っていましたが、息子という存在と向き合って、感情が少しずつ見えてきたように思います。どこまでも孤独なホームランダーに、真の意味で寄り添っているのはソルジャー・ボーイなのかもしれないと今回思いました。
この後はV1を持っているというボムサイトを追っていくと思われますが、「ジェン・ブイ」チームが参加しているスターライトのレジスタンスがどのように絡んでくるのかや、ちょこちょこと思わせぶりに出てくるストームフロントは本当に死んでいるのかなど、まだまだ回収していない伏線があります。
また、2027年を目処に配信が発表されているスピンオフの「ヴォート・ライジング」に繋がっていく展開があるのか?も気になるところ。
残すところあと3話。毎週楽しみに待ちたいと思います!
過去のエピソードのあらすじや感想はこちらをご覧ください!




最後までお読みくださりありがとうございました!
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